青春時代の情熱を忘れず、当時夢中になったアメリカンカルチャーを軸に生きています。特に自分のルーツはニューヨーク。日本ではまだ珍しかったアメリカンスタイルの大きなピザが並ぶ様子に感動し、20代の頃には現地のピザ屋で修行に勤しみました。さらに影響を受けたのは“Lucali”というピザレストラン。お酒が持ち込めて、メニューはピザだけという潔よさがかっこいい。

今もニューヨークを訪れると、修行時代のピュアな気持ちに立ち返れます。ピザ1枚が1ドルだった町のピザ屋に助けられたことも思い出しながら、ストリートカルチャーや憧れていた飲食店の雰囲気を肌で感じて、進むべき道を再確認できる。とはいえ旅の醍醐味は様々で、ニューヨークに限らず、自分の家族のルーツもあって穏やかな時間が流れるハワイ、歴史遺産や建築物が並ぶヨーロッパ方面などに訪れる機会も増え、大人になったことを実感します（笑）。どこに行っても現地の人とのコミュニケーションこそ大切で、嬉しい時間です。

旅行の荷物は最小限に抑えるタイプですが、帰り道はお土産で荷物が膨らみがち。RAWROWのトランクケースにはおもちゃ箱のような可愛さとユニークさがあって、帰国後にお土産でいっぱいになったケースを開ける瞬間が楽しみになります。